【徹底取材】グランドオープン直前の中日ビルに潜入!!

栄地区

本日はグランドオープン直前の中日ビルを取材してきました!全面開業は4/23の予定ですが、1部のテナントは既に開業しているためビル内部に入ることができます中日ビル公式サイト

概要

メインビジュアル

『中日ビル』は中部日本ビルディングなどが名古屋市栄に新設する複合商業ビルです。

地下1階~地上3階には、名古屋初進出31店舗含む全93の店舗が入り、カフェ、レストラン、ファッション、ライフスタイルなど様々な種類のお店が展開されます。既にフロアマップが公開されています。興味がある方はリンクよりご覧ください。

4~6階には中日文化センターや全国物産観光センター、ホールや会議室、7階にはレストランと屋上広場が設けられ、栄の街並みを一望することができます。

9~22階にオフィス、24階から32階には高級ホテル『ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋』が入り、栄地区に賑わいを創出します。

外観
アクセス

潜入開始!!

地下1階

こちらがビルと地下街のエントランスになります。森の地下街の南東端。雨天ても改札から濡れずに入れますね。

中日ビル(赤塗り)と地下街の位置関係です。12番出口と13番出口の間に接続しており、駅の改札からは1分で来れる最高の立地です。

入ってすぐ、大きな吹き抜けがお出迎えします。地下1階から3階までの吹き抜けで、店舗区画が囲うように配置されています。このShops & Restaurantsの開業は4/23で、今回は入ることができません。

こちらは地下1階からオフィスエントランスまでのエスカレーターです。ワーカーの方は既に出入りしていらっしゃいます。オフィスも順次入居が進んでいるようで、日に日にビルが明るくなっています。

まだ工事中の箇所もあるようです。

地下1階のエレベーターホールに来ました。思ったよりも淡白なデザインですね。ここの裏には『栄めし小路』というエリアができ、中華や和食、洋食などの計8つの飲食点が集結します。

エレベーターに入って行ける階に行ってましょう!

4階へ

4階に着きました。4階は医療系のテナントや、郵便局などが入居します。

所用で郵便局にお邪魔。すでに開業した施設はふつうに利用することができます。

撮影時は先に進むことができませんが、こちらの薬局は4/3にオープンしているようで、今は通れると思います。

施設別の開業日の案内になります。

地下1階~3階までのShops & restaurants以外はほとんどが既に開業しています。

3階~6階までの吹き抜けもあるようです。先程の地下1~3階までの吹き抜けとは別です。イオンなどの郊外型大規模商業施設に比べると都心の店舗は窮屈ですから、少しでも取り入れたいのでしょうか。

中日文化センター(4、5階)

4、5階には中日文化センターが入ります。中日文化センターは旧ビルにも入っていたテナントで、解体と同時に久屋中日ビルに移転していました。4/3から開講されています。

中日ビル4階・5階の約2500平方メートルに、一般教室10室、和室1室、スタジオ4室、音楽教室1室、絵画教室1室を備えました。バレエ、ヨガなどで使うスタジオには全室、壁面ミラー、振動を抑える浮床工法を採用。音楽教室では、防音機能を強化し、大窓から通りの緑を眺めながら練習できます。和室には茶道用のIH炉を設置。ロビーには、大型モニター、演台を備え、20人程度のワークショップが開催できます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000022390.html

中日文化センターでは言語学習や芸術、音楽などさまさまな分野で講座を開いています。オンライン含め月15000人が受講しているそうで、管理人の親戚もここで講師をしていました。

全国物産観光センター(5階)

5階に行くと全国物産観光センターを訪れることができます。こちらも旧ビルに入っていたテナントです。

北海道/青森県/岩手県/秋田県/福島県/山形県/長野県/石川県/富山県/和歌山県/鳥取県/島根県/高知県/徳島県/沖縄県の15道県の事務所が集結しており、その県の観光ガイドブックや特産品、工芸品などを見ることができます。事務所によっては販売もしているため、現地に行かずとも特産品を購入することもできるかもしれませんね。

こちらは島根県の事務所です。地元の展示品なども沢山置いてありました。

5階の内装です。贅沢な場所の使い方をしていますが、このテーブルは何に使うのでしょうか。

レセプションでしょうか。本当に綺麗な内装ですね。商業施設は3階までしかないの?集客施設って何?っと立面図公開時は思っていましたが、これなら一定の集客力はありそうです。

中日ホール & カンファレンス(6階)

6階に来ました。ここには旧中日ビルの天井モザイク画の1部が保存されています。大垣市出身の矢橋六郎さんがタイルや大理石をつかって製作したもので、10m×20mの大きさでした。名古屋地域は瀬戸物や常滑焼などの陶磁器産地が多くあり、岐阜に大理石輸入業者があったおかけで、原料の輸入がしやすく街中に沢山のモザイク画が作られたそうです。

このような形で地域の伝統を継承できるのはすばらしいですね。中日ビルはオフィスロビーにも美術品を展示してあったりと、芸術面に力を入れてるのが伺えます。

すでにオープニングイベントが催されています。撮影日は中日落語会が開催されるため、高齢者などが散見されました。

こちらの画像は中日ホール & カンファレンス公式サイトから引用。中日ホールのホワイエからは久屋大通公園が臨めます。

中日カンファレンスのエントランス。大小8つの会議室を備えており、高層部のロイヤルパークホテルとの相性が良さそうです。

改めて見るとかなり横に長いですね。

フロア全体を見てみます。幾何学的なライトが目を引きます。写真左からは久屋大通や栄の街を楽しめます。写真右は7階、THE 7th TERRACE(高級イタリア料理)と屋上広場へのエスカレーターですが、屋上広場はまだ封鎖されていました。

7階の屋上広場が開放されたら栄広場再開発の定点観測地にしたいところですね。中日ビルで1番楽しみなのは屋上広場なので、開業後はすぐに取材したいと思います。

上からを吹き抜けを撮影してみます。やはりやたらと吹き抜けがあるのが印象的でした笑

LiSAのスペシャルミニライブ!

中日ホールでは4/27にアーティストのLiSAさんによる開業記念ライブが開催されます。シンガーソングライターの高橋優が作詞・作曲した新曲「拝啓、わたしへ」を初披露という非常に豪華な内容になっています。

LiSAさんは岐阜県関市出身の歌手で、アニソン中心に様々な楽曲をリリースしています。

鬼滅の刃は社会現象にもなっていましたので知っている方も多いのと思います。アニソン界ではおそらく最も有名な方で、YOASOBIなどとともに、若者で名前を聞いたことがない方はあまりいないのではないでしょうか。

そんなLiSAさんが今回中日ビルで新曲披露。小さなステージですので、倍率はものすごく高くなりそうです。中日ビル公式Xアカウントから申し込みができます。

外の様子を確認!

正面エントランスには中日ビルのメインビジュアルが貼り付けられていました。中日ビル、プロモーションにかなり力入れているというか、がんばってる感じがします。インスタやXで積極的に情報発信を行ったり、LiSAさんと開業記念ミニライブを企画したりと、若者受けが良さそうです。

中日ビル公式インスタグラムアカウント

後はコーンを撤去するのみだけといってもいいほどですね。4/23日が本当に楽しみです。

工事に合わせて、周囲の歩道の張り替えもされました。名古屋市中心部は全体的に歩道が非常に古く汚いので、何よりですね。

旧ビルの面影を残した低層部。高層部は正直ダサいですが、こちらは個人的に好きには好みです。パースではライトアップが描かれていましたが実際はどうなるのでしょうか。

別日の中日ビルです。

商業施設やオフィス、高級ホテルに加え、屋上広場、中日文化センター、全国物産観光センターやホールなど特徴的な施設がたくさんできます

さらに東海地方初進出のお店も沢山入るためかなり流行りそうな予感がしますね。

また、栄最高層のビルとなると共に、将来できるであろう栄高層ビル群の先駆者となります。高さは158m。名駅ビル群には遠く及びませんが、やはりものすごく目立ちますね。すぐ彼岸には栄広場再開発(高さ211m)が進行中ですので、それと合わせ超高層ビル街が形成されていきます。

停滞気味と呼ばれる栄の賑わいに追い風を押してくることを願います。

開業は4月23日。あともうすぐです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました