ザ・ファインタワー名古屋今池
京阪不動産とセキスイハイム東海は千種区内山三丁目に29階建て高さ96.1mのタワーマンションを新設しています。
名称は『ザ・ファインタワー名古屋今池』。延床面積約1万8900㎡、総戸数186戸の規模で、2026年1月の竣工を予定しています。
施行は鍛治田工務店。最近ではローレルタワー藤が丘などを担当しました。京阪不動産と共に関西系の資本となります。
ここは車寄せか、駐車場へのアプローチでしょうか。低層部はかなり豪華なデザインになるようです。
パース
公式サイトに掲載されていたパースです。
今池駅付近には100級のビルがありませんので、完成すれば、この地区のランドマークになることに違いありません。低層部の豪華な外観も相まって、今池の景観にどんな変化があるのか、楽しみですね。
こちらは低層部のパースです。同じブランドのザ・ファインタワー久屋大通とどことなく似ています。
躯体は8階ほどまで構築されていました。月に2層ずつぐらいのペースで進んでいます。
広角です。ここから3倍以上の高さになります。
『ザ・ファインタワー名古屋今池』は今池駅直近のビルとしては最高層のビルになります。今池の雰囲気も少しグレードアップしたものになるのでしょうか。
しかし個人的に、乗降人員5万人級の乗り換え駅で、駅直上、かつ3つの幹線道路に囲われてる立地を考慮すれば、低層階に商業テナントが1つも入らないマンションというのはどうなのかと思います。そういう意味では自分はこれは再開発計画の失敗例だと考えています。市がもう少し先導して、あるいはこの立地に相応しい建物になるように誘導やサポートをすれば良かったのですが、残念でなりません。
いずれにせよ、完成は2026年。今池の景観が変わることに違いありませんから、今後も注目していきたいところです。
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