【クレーンが林立!】2024年最新のパロマ瑞穂スタジアム工事を取材

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初めての取材記事となります。わたしはリアルが常にかなり忙しいため、現在のところ投稿頻度は不定期としますが、1週間に1度程度は投稿したいと考えています。その代わり、三日坊主で終わらないよう、できるだけ長く続けていきたいと思っております。また、記事については投稿頻度が少ない分、1記事により沢山の写真を入れるつもりです。

その他、高層ビルランキング等の固定ページを少しずつ充実させ、「名古屋・都市開発ナビ」の名に相応しいよう名古屋の都市開発を、行政の都市計画面含め総合的に取り扱うサイトをゆっくりしかし着実に構築したいと考えています。

前文は以上となります。

名古屋市瑞穂公園陸上競技場等整備事業

名古屋市は民間資金を活用して進めるPFI事業として、竹中工務店などが出資している「瑞穂LOOP-PFI」(特別目的会社)と、パロマ瑞穂スタジアムとその周辺を一帯的に整備する『名古屋市瑞穂公園陸上競技場等整備事業』を進めています。

パロマ瑞穂スタジアムは、元々「瑞穂陸上競技場」という名称でしたが2015年4月にガス器具製造販売のパロマがネーミングライツを取得し、現行の「パロマ瑞穂スタジアム」に改称しています。

スタジアムの輪郭が見えてきた!

正面玄関付近、2024年1月の様子です。躯体が上昇中でスタジアムの輪郭が見えてきてます。現在10mほどでしょうか。最終的には高さ31mまで組み上がります。

重厚感のあるコンクリートです。大規模なスタジアムだけあって、見応えがありますね。クレーンも林立しており、急ピッチで建設が進んでいるようです。

新スタジアムは常設が約30,000席、仮説含めて約35,000席と、旧スタジアムの27,000席から少しパワーアップします。

場所は名古屋市瑞穂区、最寄りは「瑞穂運動場駅」ですが、瑞穂運動場西駅や新瑞橋駅からもアクセス可能で、非常に交通利便性の高い所に立地しています。

スタジアム周辺の整備も進行中

パースをよく見るとスタジアムの正面玄関には大階段のようなものが整備されるようです。また、1階には店舗らしきものも見受けられます。民間収益施設も検討しているとのことで、コンビニやカフェが入るかもしれませんね!

山手グリーンロードには新しくペデストリアンデッキが整備されます。以前から正面玄関前にはかなりしっかりとした歩道橋がありましたが、工事に合わせ撤去されました。

パロマ瑞穂ラグビー場は建て替えの対象ではありませんが、正面の広場が整備されるようです。

山崎川の護岸も改修されています。ここ瑞穂運動場だけでなく、新瑞橋付近の護岸まで張り替えられていました。

この写真の頭上にはか新スタジアムと彼岸のレクリエーション広場を結ぶデッキが構築されます。すぐ隣に瑞穂橋がありますが、こちらは撤去されないようです。

再整備が進む「パロマ瑞穂スポーツパーク」は総合運動場瑞穂公園の中にあり、二つの陸上競技場、ラグビー場、野球場、体育館を中心に、テニスコートや弓道場、プール、レクリエーション広場、図書館が立地しています。その真ん中を山崎側が縦断しています。山崎川は日本さくらの名所100選に選ばれている桜の名所で、年度末にはライトアップも実施され多くの花見客で賑わっています。

駅からのアプローチも整備!

個人的に注目しているのは瑞穂運動場東駅からのアプローチです。仮囲いに隠れて取材はできませんでしたが、駅方面にスロープが整備されるようです。

全体図です。本計画は新パロマ瑞穂スタジアムと、レクリエーション広場を中心に8の字ループがつくられます。ループの周りに「大ぐる輪広場」や「にぎわいの丘」も整備されるということで、大会時に限らず、多くの地元住民の憩いの場になるかもしれませんね。

最後に

全体完成は2026年です。2026年のアジア競技大会に向け、名城公園では「愛知国際アリーナ」の建設が進み、「パロマ瑞穂アリーナ」も2021年に開設され、「日本ガイシホール」などは改修工事が予定されています。名古屋地域のスポーツ施設が大幅にグレードアップしそうですね。

アジア大会は、オリンピックほどの規模ではないものの、名古屋に大きなインパクトをもたらしそうです。無事の工事を祈ると同時に完成を楽しみに今後も動向を注視して行きたいところですね!

コメント

  1. より:

    スタジアムの座席は新国立競技場や広島の新スタジアム同様にバックスタンドや上段だけでも座席の色をカラフル&ランダムのモザイク状にして欲しいが、設計にそういうことは盛り込まれているのだろうか?

    サッカーだけでなく陸上としても「空席が目立ちにくい」というのは重要な機能のはず。

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